投稿者:志田正次 編曲:志田正次
独奏フルートとピアノ伴奏
(キー)G (難易度)中上級
2015年TBS系金曜ドラマ「アルジャーノンに花束を」挿入曲
(投稿者コメント)
「ゴルトベルク変奏曲」BWV.988は、J.S.バッハによる2段手鍵盤のチェンバロのための変奏曲です。
表題には「アリアと種々の変奏」と題されているように32小節の《アリア》と30の変奏曲から成っております。
30の変奏曲の主題は、この「アリア」の主旋律ではなく、それを支える32音の低音主題(バス声部の旋律)をもとにしております。
最初と最後に「アリア」が配されているため、「ゴルトベルク変奏曲」は全32曲で構成されております。
今回はこのチェンバロで演奏される「アリア」を独奏フルートとピアノ伴奏版にarrangeしました。
フルートの奏でる音域やテンポ、そしてピアノ伴奏譜に作者なりの工夫を凝らしてみました。
キーは原曲と同じG、「行間を読む」的なセンスが求められるため中上級レベルとさせて頂きました。
YouTubeに掲載した楽譜対応音源を参考になさってください。